お悩み相談者
もうすぐオフィスの引越しだけど、そういえばビジネスフォンはどうやって移動させるんだ?? 僕が外して持って行くだけでいいのかなぁ??
OLレンジャーNIKピンク
「よくいただくお問合せだけど・・・外して持って行くだけでは使えないのよ!主装置の設置や配線もあるし、最も重要なのは電話回線の移転手続きなのよ!忘れてない!?」
お悩み相談者
電話回線の移転手続き・・・??外して持っていけばなんとかなるんじゃ・・・ってもんじゃないよね。・・・やっぱり。(カンタンじゃあなさそうだなぁ・・・)
オフィスの引越しに伴い電話の移転もある
オフィスの引越しに伴うビジネスフォンの移転作業には移転先オフィスでの配線設置はもちろんですが、 電話回線事業者(NTT等)の移転手続きもあります。移転先では、その電話回線をビジネスフォン主装置 へ接続もしなくてはなりません。また、現状ビジネスフォンの撤去作業もあります。
オフィス移転に伴うビジネスフォンの移転
では、オフィス移転に伴うビジネスフォンの移転、我々がどのような流れで移転工事を行うかを引越し準備な どの流れを交えながら以下に一般なビジネスフォンの移転例で説明させていただきます。
まずはお客様にてオフィス引越し先の条件等を確認
・・・いろんな希望はあるでしょうけど、引越し先のオフィスを探すにあたっては企業様それぞれのご希望条 件があるかと思います。例えば、
広くて駅から近い・1階である事・いや高層階であること
不便でも安価なところ。でもトイレは男女別
・・・・・などなど、
オフィスのネットワーク環境を考えると
OAフロアであること、またはOAフロア工事可能であること
電源容量が十分であること
入口にセキュリティゲートを設けられること
などなど、様々な条件があると思いますが、特にオフィスでは
こちらは最近では最低条件となりつつあるかと思います。
お客様にて引越し先オフィスが決まったら
さて、お客さまにて希望条件に合った引越し先候補が数件決まりました!!が・・・、その引越し先には電 話回線やビジネスフォン設備が希望通りに収まるのか?
お悩み相談者
やばい・・・ビジネスフォンとかネットワークとか 電源工事とか、忘れてた! そういうのどうしよう・・・。 もうお任せるしかないな。大丈夫かな?
ここから先が、我々NIKレンジャーがお手伝い出来る範囲始まり!となります。レンジャーマークのある項目 は我々の作業もしくは事務代行やお手伝いをさせていただく部分です。項目を「お客さまで行う事」「ビジ ネスホン(機械本体)」「電話回線(使用中の電話番号)」に分け、それぞれ何を行うかに分けて説明します。
引越先の地域により電話番号が変わってしまうかを確認
お客様で行う事
引越し先オフィス物件を探し候補をあげる
ビジネスフォン
電話回線
その地域が電話番号が変わるか変わらないか、希望の回線を引き込めるか確認
移転先地域により電話番号が変わる場合と変わらない場合があります。同じ区や同じ町でも管理局舎が違え ば電話番号も変わる可能性もあります。引越し先の電話番号がどうなるか、確認しておきましょう。また、 テナントビルによって光ファイバーが引けない、マンションタイプになってしまう、などの制約がある場合もあります。このことも確認が必要です。
OLレンジャー
NIKピンク
電話番号の確認がご不明であれば、 私たちが確認作業をアドバイス致します。
また、電話回線以外のアドバイスとして、契約電気アンペア数、契約アンペア数が少ないならば後から変更可能かどうか、他では、工事でOAフロア希望であれば、それが可能かどうか、なども確認しておくとよいでしょう。
引越先決定後の移転準備
引越し先の希望条件が整い、候補の中から条件に適った物件が決まりました。次は引越し準備の開始です。
お客様で行う事
引越し先オフィス物件決定。レイアウトの考案。ビジネスフォンの引越し依頼
ビジネスフォン
引越し先オフィスの下見開始。
電話回線
引越し先が決定したら、引越し先のデスク(什器 備品)レイアウト図を作成しておくとよいでしょう。正確なものに越したことはありませんが、簡単な図でも構いません。
デスクレイアウト図ができたら、どこに電話機が必要か印をつけるとよいでしょう。
ついでにパソコン、電源コンセント、LAN等の印やメモをつけておくと便利です。また、意外と忘れがちなビジネスホン主装置の設置希望位置も考えておきましょう。
営業レンジャーNIKレッド
ちなみにNIKでは、ビジネスフォンはもちろん、電気コ ンセント、LAN、その他オフィスのネットワークに関する事のほとんどを扱ってます!
引越先オフィスの下見
さて、お客さまにてオフィスレイアウト図が完成しました。ここで我々は完成したレイアウト図を基にお客 様と詳細な打合せをさせていただきますが、いただいたオフィスレイアウト図と要望事項に基づき引越し先オフィスへ下見に伺うケースがほとんどです。下見では、ビルの電話用設備(MDF、IDF)の確認、フロアの確 認(OAフロアか配管か、配管であれば配管ルートの確認、天井配線が必要であれば、天井裏の確認)ご希望主 装置設置場所は設置可能か?などが主です。
MDF・IDFとは?
MDFとは、電話線を収容する主配線盤のことをいい、電話局舎から来る多本数分の電話線をこのMDFで一度整理し、その先に配線を分配する役目があります。光ファイバーの場合はこのMDFの役目をするものをPT盤(Premise Terminator Cabinet)といいます。
OLレンジャー
NIKピンク
MDFとは、main distribution frameの略で、 IDFとは、intermediate distributtion frame の略なのよ!
IDFとは中間配線盤のことをいい、MDFの先の各フロアにある場合がほとんどで、MDFから分配された電話線を IDFでは中継する役目があり、フロアから配線された電話ケーブルをIDFに集めて接続します。光ファイバーの場合、このIDFの役目をするものをPD盤(Premise Distribution Cabinet)といいます。ビジネスホン主装置の電話回線収容部分とこのIDFへの配線が必要となるケースがほとんどです。
ビジネスフォン移転工事の見積を取る
ご依頼ご要望事項と、以上のように下見をし、下見した結果にて、必要に応じてアドバイスとご提案を差し上げ、 お客様と内容をつめていきます。つめた内容を弊社にて一度持ち帰り、積算した内容をお見積りとして提出させていただくことになります。お見積り内容、工事工程など、十分にご納得いただけましたらご発注、ということになります。
引越し移転日が決まったら
お客様で行う事
引越し日の決定。
さて、引越し前準備も整い出し、次は引越しの日をいつにするかです。平日はの引越しとなると業務を止めてしまうことになるので、引越し日で最も多いのは、引越し日がお客様の休業日(土日祝等)を引越し日とされるケースがほとんどです。
ビジネスフォン
移転先オフィスへ先行配線。
ビジネスホンの配線工事ですが、引越し日当日は荷物の搬入 作業と重なってしまうため、引越し日前にレイアウト図を元に先行して配線(例えば床の配線など)をしておくケースがほとんどです。従って、移転先オフィスに入れる日から引越し日の前日までの間に先行配線を行います。通常、電話機30台分ほどの先行配線で、1日作業です。また、電話回線側の工事も、 当日スムーズに切り替えられるように、引越し前に配線のみ済ませておくケースもあります。(番号が変わる場合は7日以内の新旧番号両方利用できるので、移転日前に配線から開通までしておくケースがほとんどです)
電話回線
電話回線移転手続き。
オフィスの引越し日が決まったら、その日程に合わせて電話回線も移転させてあげる必要があります。電話回線の移動はNTTの場合ですと、申し込みをしてから移転工事まで概ね5日、混雑時期では10日以上かかる場合もあります。オフィス移転日が確定しているのであれば電話回線の移転予約も早めに入れることがベストとなります。電話回線(光回線)の移転手続きはお任せください。代行で手続き致します!
OLレンジャー
NIKピンク
電話回線(ひかり回線)の移転申込は お早めに!
引越先で電話番号が変わってしまう場合(NTTの場合)
新しい電話番号の候補がいくつか提示されます。その中から番号を選んでおく必要があります。引越し後に、引越し前の電話番号に電話がかかって来た場合に、例えばNTTの場合ですと、希望により3ヶ月間新しい番号のアナウンスができます。NTTでのアナウンスは「あなたのおかけになった□□□□の○○○○は移転のため番号が変わりました。新しい番号は□□□□の○○○○です。」といった感じです。7日以内は新旧両方の番号が利用可能 です。
引越し日前日
お客様で行う事
荷造り梱包
さて引越し前日。お客様では引越し荷物の梱包作業で大変かと思います。ここで一つアドバイスですが、 お使いの電話機にもそれぞれのお名前、もしくは記 号等を貼っておくことがベストです。何か記しておかないと、引越し後にご自分の電話機がどれだかわ からなくなるケースもしばしばです。
いよいよ引越し日当日
お客様で行う事
引越し (当日)
ビジネスフォン
ビジネスフォンの撤去→運搬→移転先へ取付。
電話回線
電話回線移転切替
技術レンジャー
NIKブラック
さて、いよいよ引越し日当日です!旧事務所より新事務 所へビジネスフォンを移転させます。ケースバイケースではありますが、一般的な例で説明します。
現状のビジネスフォンを撤去
デスク上の電話機を外し梱包
まず、現状設置されているビジネスホンを引越し搬出作業と同時開始で(もしくは引越作業が始ま る前に)ビジネスホンの電話機を外します。同時にビジネスホン主装置も外します。
ビジネスフォン設備全てを外し梱包後に運び出し
取り外したビジネスホン主装置と電話機を引越し先へ運搬します。ケースバイケースですが、ビジ ネスフォン電話機及び主装置は引越し業者さんのトラック等ではなく我々にて引越し先へ運搬し ます。
ビジネスフォンを引越先オフィスに取付
デスクは搬入設置させるまでの間に主装置の設置
デスクといった什器が搬入されるまで、主装置 の設置をし、先行で配線しておいた電話機用ケ ーブルと電話回線用ケーブルを主装置に収容しておきます。ここである程度の電話回線(光ケ ーブルを含む)の開通試験をします。
デスクレイアウト固定後電話機を設置
デスクや什器が搬入され、レイアウトが固定されたら、先行で配線しておいたケーブルの位置 調整をし、デスク等の必要箇所に電話機を設置します。同時にFAXといった電話回線を必要とする機器も接続します。
全てを設置完了
全てを設置完了。設置完了後、最終動作確認を行います。ビジネスフォンの動作確認後、再度全てをお客様に確認いただき、完了となります。
移転工事業完了後のアフターフォローもお任せください
OLレンジャー
NIKピンク
以上がビジネスホンのお引越しの一般的な例なので、参 考にしてくださいね!ビジネスホン工事はもちろん、電気、LAN、OAフロア、パーテーション工事や引越し作業等もOKです!オフィス引越しは、ワンストップでまるごと作業できる私たちに是非ご相談ください!