ビジネスフォンの使い方|パーク保留
ビジネスフォンの使い方|保留ボタンと転送ボタン ビジネスフォンの使い方で、「保留ボタン」はわかりますが「転送ボタン」とは何ですか?「転送ボタン」は、どんな時に使うのでしょう?というご質問をいただくことがあります。「保留ボタン」と「[…]
内線/外線を特定ボタンに保留する「パーク保留」機能とは
パーク(Park)という語句を辞書などで調べると「公園」「駐車」なんですが・・・「ものを、ある場所に、一時、置く」という説明も出てきます。
ビジネスフォンで言うところの「パーク(保留)」も、この説明と同じで、「通話中の外線(内線)を、あるボタンに、一時、置く」ということになります。
通話中の外線を
あるボタンに=「パークボタン」に一時置く
この「パークボタン」に一時置かれたと同時に外線は保留状態となり、同一グループ全電話機の「パーク1」ボタンが点滅し、どの電話機からでもパーク保留されている外線を受け取ることが出来る、と言う機能が、一般的には「パーク保留」と呼ばれています。
では「パーク保留」はどのような用途で使われるのか?簡単な例を挙げてご説明します。
ビジネスフォンで「パーク保留」を使う必要があるオフィスの一般例
例えば、あるオフィスでは、ビジネスフォンに収容している電話回線が36ch(外線36通話分)あるとします。外線36chの内訳は以下の通り。
(1)外線1~外線12が「会社代表番号」 (2)外線13~外線24が「受注部番号」(3)外線25~外線30が「営業部番号」 (4)外線31~外線36が「海外事業部番号」このように外線を部署ごとに使い分けをしたとします。
外線ボタン数が足りない
さて、ここで何かと問題が・・・。
一般的なビジネスフォン電話機は、外線ボタンの最大数が24個までです。(機種により異なります)
ならば外線を部署ごとの電話機にグループ分け
使いたい外線は36ch分、これでは12ch分(外線25~36)が使えません。
ならば、それぞれの外線を部署ごとの電話機にグループ分けをして解決してみることにします。
パークボタン使い方のまとめ
では、上記の外線ボタンが違う4つのグループでのパークボタンのやり取りをまとめてみましょう。
1、受けた外線を共通パークに保留置き換え
「代表番号グループ」電話機で受けた「外線1」を下段「パーク1」ボタンを押し保留置き換えします。
2、他グループの電話機を内線呼出
「営業番号グループ」電話機Aさんの内線番号を押し、内線呼び出しします。Aさんが内線に出たら『〇〇様よりパーク1番に電話が入ってます!』等と伝えます。
3、共通パークを押し保留回線を受け取る
「営業番号グループ」電話機のAさんは「パーク1」を押すことにより、元々「外線1」にかかってきた外線に出ることができます。
この「パーク」ボタン、外線保留だけではなく、内線通話をも保留することが可能です。
ビジネスフォンの使い方|保留ボタンと転送ボタン ビジネスフォンの使い方で、「保留ボタン」はわかりますが「転送ボタン」とは何ですか?「転送ボタン」は、どんな時に使うのでしょう?というご質問をいただくことがあります。「保留ボタン」と「[…]